皆さん、こんにちは。
今日は牛乳と身長の関係について、お話したいと思います。
皆さん、牛乳好きですか?
2018年の調査ですが牛乳が好きな人は8割弱、男性60・70代や女性高年代層で比率が高くなっている一方で女性10・20代でやや低い傾向です。また世界的に見ても日本人に最も足りていない栄養素といえます。
結論から言うと、牛乳には身長が高くなるために必要なカルシウムやたんぱく質、ビタミン類などの栄養素が豊富に含まれてますが、これらの栄養素だけで身長が高くなるわけではありません。
骨の発達に必要な栄養素として、主にタンパク質やカルシウムなどありますが骨を伸ばすにはタンパク質、骨を丈夫にするにはカルシウムになります。
ビルにたとえると、タンパク質は骨組みとなる鉄筋をつくる仕事をし、カルシウムはコンクリートのように固める仕事をする、ということになります。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、日本人のカルシウム摂取量は600㎎未満と不足している状態です。
日本人が不足しやすい理由として、伝統的な和食には、カルシウムを豊富に含む牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなどの乳製品の利用が少ないことが考えられます。さらに、日本は火山が多く、火山灰地の土壌が広がっており、欧米に比べて土壌や飲料水に含まれているカルシウムが少ないことも理由の一つかと考えられます。
この続きはまた次回説明したいと思います。それでは。