今回はPRP療法の費用について簡単に説明したいと思います。
PRP療法は保険適用外(自由診療)です。従いまして、PRP療法に関する費用は全額自己負担となります。
また、PRP療法に関する医療費は、確定申告の際に医療費控除に該当します。
納税者が、自己又は自己と生計を一にする配偶者や親族のために支払った医療費であること等の条件がございます。詳しくは、税務署にてお問合せください。
また、当院はその方のニーズに合わせ様々なメニューを揃えておりますので、各費用についてはHPをご参照下さい。
今回はPRP療法の費用について簡単に説明したいと思います。
PRP療法は保険適用外(自由診療)です。従いまして、PRP療法に関する費用は全額自己負担となります。
また、PRP療法に関する医療費は、確定申告の際に医療費控除に該当します。
納税者が、自己又は自己と生計を一にする配偶者や親族のために支払った医療費であること等の条件がございます。詳しくは、税務署にてお問合せください。
また、当院はその方のニーズに合わせ様々なメニューを揃えておりますので、各費用についてはHPをご参照下さい。
皆さん、こんにちは。
今回は当院で行っております、PRP療法はどんな人に適応か、どんな人にお勧めしたいかについて説明したいと思います。
①入院や人工関節手術を避けたい人
家庭の事情などで入院ができない。まだ現役で仕事をこなしており、まとまった時間が取れない、膝に衝撃のかかるスポーツ活動や大好きな趣味を継続したい、まだまだ自分の膝で生活したい。そんな方に最適な治療です。
②ヒアルロン酸注射や装具、リハビリではほとんど効果がない人
毎週、毎月のようにヒアルロン酸の注射を受けたり、装具を着用しているが、効果が少なく満足できない人にお勧めです。PRP注射なら、今まであきらめてきたつらい痛みも、より長い期間改善させる効果が期待できます。
③年齢などの事情で手術できずずっと悩んでいた人
人工関節をすすめられたが持病があり、手術の決心がつかない、または高齢のため手術に耐えられる自信がないといった人。どの年齢でも身体への負担がほとんど無く、日帰りで治療が受けられます。
このような方々に特にお勧めです。整形外科医の中でもまだ認知されていない所もあり、治療を受けられる施設も限られています。当院では、再生医療に力を入れています。膝や肩・股関節など関節痛にお悩みの方は、まずは気軽にご相談ください。お待ちしております。
皆さん、こんにちは。
今回は再生医療について、お話していきたいと思います。
なかなか聞きなれない単語だと思いますが、再生医療とは誰もが生まれながらにして持っている「自然治癒力」を利用した治療法です。
こちらで行われている治療は、主にPRP(多血小板血漿)療法を扱っております。自分の血液を利用するため安全性が高く、整形外科の分野でもスポーツ選手のケガや肘や膝の関節の痛みの治療などで使われているPRP療法についてご紹介します。
PRP療法とは、自分の血液中に含まれる血小板の成長因子が持つ組織修復能力を利用し、私たちに本来備わっている「治る力」を高め、治癒を目指す再生医療です。
もともとは皮膚科の難治性皮膚潰瘍や褥瘡(床ずれ)、やけど、糖尿病の人の壊疽、歯科の歯槽骨や歯肉の再生促進に使われてきました。
海外では、2000年頃からサッカー選手やメジャーリーガー、プロゴルファーのケガの治療などにPRP療法が使われ、日本でも、それに数年遅れて整形外科分野でスポーツなどによる肘やひざの痛み、腱や筋肉の損傷などで、ステロイド剤を使わない新しい治療法として注目されてきました。
PRP療法は、現在のところ保険診療としては認められておらず、自由診療で行われています。また、自分の血液を使うことから、比較的安全性の高い再生医療と言えますが、2014年に施行された再生医療等の安全性確保等に関する法律(以下、再生医療法)の規制の枠組みに組み込まれ、再生医療を行うには実施施設(病院)は厚生労働省に届け出が義務付けられ、一定基準の安全性の確保が行われています。そのためこういった治療を実施できる医療施設は限られています。
私たちの血液は、血球(赤血球・白血球・血小板)と血漿で構成されています。PRP療法は、血液中に含まれる血小板や白血球などの体細胞の働きを利用する再生医療です。
血小板には、止血作用とともに、成長因子を放出して損傷部分を修復する働きがあります。血小板が放出する成長因子には、細胞増殖や血管の形成などに役立つものが数種類あります。それらが損傷部位に直接働きかけて細胞増殖を促進し、修復機能を高め、自然治癒力によってケガや病気を治療します。
PRP療法は、これ以上分化して別の組織になることがない血液中の血球成分を、培養することなくそのまま使うため、安全性の高い再生治療だと言われています。
PRP療法の流れとしては、一般的には、患者さん自身の血液を採血し、遠心分離機にかけ、血液中にある血小板を含むPRPを採り出し、患部に注射します。
ただし、現在、PRP療法は調製法の違いで様々な種類があり、患部への投与の仕方も目視で行う場合、超音波ガイドを用いて行う場合など、医療機関によって異なります。さらに、投与回数、投与間隔なども個別の症状や医師の判断によって異なります。
この続きはまた次回説明したいと思います。それでは。
西新宿整形外科クリニック 沼倉 裕堅 院長 Hirokata Numakura