小児低身長 実例10

治療開始時88カ月の男の子で113.1cm-2.9SDでした。

当院受診される前に、他院で保険診療で治療できないか検査をしたようですが、適応がないとのことで当院受診されました。

現在治療開始して1年2カ月ほど経ちますが、8-9歳の年間の平均成長率が+4.0cm程度に対して、113.1cmだった身長は124.0cm(+10.9cm)まで伸びています。

  

成長曲線でみると、治療の効果は一目瞭然ですね。 

今後治療を続けることでどこまで伸びてくれるか楽しみですね☆彡

個人差もありますが、特に小学生低~中学年くらいからの治療開始をお勧めしております。気軽にご相談下さいね。

外来検査

子供の身長外来ではまず、お話を聞くところから始まります。

 

問診票に記入していただいた内容や、

今までの成長の記録から作った成長曲線、

生活環境(睡眠時間・食生活・家庭(学校)環境など)や、

現在の病気・過去の病気、成長に関わるヒアリングをしてから

まずはレントゲンの検査です。

骨の成長度合い、骨年齢を確認してから

身長を伸ばすための適切な治療の提案をさせて頂きますクラッカー

 

治療を希望される場合や、必要があれば採血等の検査も行いますが、

いきなり注射をしたり、痛い検査はしませんので安心して相談におこしください照れ

正しい姿勢で身長up↑

整形外科の外来をしていると首や腰が痛いという方をたくさん診察します。

その方々に共通するのが、

 

「姿勢が悪い」

「猫背」

 

何かに熱中したり、

同じ体勢を長時間続けたりすると

どうしても前屈みになりがちですよね。

 

背筋をぴんと伸ばすだけで

見た目身長2cmアップ

とも言われています。

 

筋肉に余計な負担が掛からず、血流もよくなるし、消化管の動きもスムースに

正しい姿勢で、正しい筋肉をつけて、しっかり身長を伸ばしていきましょう

詳しくはこちら【低身長コラム6】

http://www.ns-seikeigeka.com/column/06.html

小児低身長 実例8

治療開始時10歳4カ月の女の子で128.2cm、-1.6SDでした。小学校就学以降、身長はクラスで1,2番を争うほど小さく、本人も気にされていたようです。

元々生野菜嫌い、炭水化物好きで、バイオリンを本格的にやっているようです。

 

現在治療して1年半ほど経ちますが、10-11歳の年間の平均成長率が+5.9cmに対して、128.2cmだった身長は143.8cm(+15.6cm)まで伸びています。

 

成長曲線でみると、治療の効果は明らかですね。

最近では本人が背の順が4番目になり、伸びを実感され喜んでおられます。

 

治療を続けることでどこまで伸びてくれるか楽しみですね。

成長率

学校で学期ごとに必ずあるのが、身体測定やスポーツテスト。自分がどのくらい大きくなったかわくわくする半面、周囲と比較したりされたりて不安や心配を感じてしまうお子様もいるかもしれません。

 

子どもの成長にとって、節目節目で測定する身体測定はとても重要です。

そのときの身長が平均に比べてどれだけ差があるかは分かりやすい指標ですが、

去年に比べてどれぐらい伸びたかという指標である

「成長率(cm)」

も、とても大切な指標になります。

 

平均の成長率に比べて大きく伸びすぎていると

思春期が早く来てしまう「思春期早発症」、

 

平均の成長率に比べて極端に伸びていないとなると

成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどの成長に関するホルモンの異常、

 

などの病気が隠れていることもありますダウン

 

低身長治療は開始時期が重要です。

早期に治療を開始することで将来の身長をぐっと伸ばすこともクラッカー

気になったらお早めに相談にいらしてくださいね。

小児低身長 実例7

治療開始時104カ月の男の子で126.5cm-1.9SDでした。

元々野菜嫌い・お肉好きで、5歳から身長は気にされていた様です。

現在治療して1年半ほど経ちますが、10-11歳の年間の平均成長率が+6cmに対して、126.5cmだった身長は140.6cm(+14.1cm)まで伸び、なんと1SD分伸びて平均線に追いついきました。

成長曲線でみると、治療の効果は一目瞭然ですね。

ご本人もお父様も、伸びを実感していて喜んでおられます。

タイムリミット

男の子の骨は16歳になると大人としてほぼ完成するといわれています

もちろん個人差はありますが、

 

15歳から16歳までの1年間での身長の伸びは

2.3cmが平均です

1年間に7~8cm ぐんぐんと伸びる12、13歳とはうってかわって、

成長としては伸びどまり

この時期に成長ホルモン療法を始めたとしても、

あまり効果を発揮することができません

骨自体が大人になってしまって、伸びる部分(骨端線)が少なくなってきているからです。

 

・・・とはいえ、

ほんの少しでも背を伸ばしてあげたいというご家族は

多くいらっしゃいます

 

完全に骨が閉じてしまうタイムリミットの前に

一度相談にいらしてくださいね

小児低身長 実例6

治療開始時12歳6カ月 男の子で144.1cm、-1.1SDでした。

元々野菜が嫌いで、食が細く、食事にもムラがあるとのことで身長が伸び悩んでいたようです。小4の頃から身長が気になっていたようです。

現在治療してちょうど3年間経ちますが、144.1cmだった身長は168.2cmまで伸びました。ちょうど平均線まで届き、+24.1cm!

成長曲線でみると、治療の効果は歴然としていますね。

お父様の身長を超えたと、本人・お父様ともに喜んでおります。

治療のタイミングとしてはベストではなかったですが、十分効果が出ていますね。

運動と身長の関係

成長に大きく関与するファクターは大きく3つあります。

睡眠

運動

栄養

今回運動についてお話したいと思います。

睡眠と同じように運動すること自体、成長ホルモンの分泌を促してくれます。

大人でも適度な運動後にスッキリした感覚を得られるのは

成長ホルモンの分泌が活発になったおかげ。

運動によって適度な疲労感を得ることで、夜もゆっくり眠れるようになり、

背を伸ばす為のよい循環が生まれます。

 

ですが、過度な運動は禁物です。

食事も取れないほどぐったりしてしまうような激しいトレーニングはオススメできません。

摂取カロリーと消費カロリーのバランスも大切です。

 

どんな種類のスポーツでも構いません。

全身の筋肉を使ってのびのび運動する。

これも子供の成長には欠かせない要素の一つですグー

小児低身長 実例5

-2SDを下回るほどの低身長ではありませんが、

ぎりぎり-1.7SDと平均よりは小柄な9歳の男の子です。

 

お兄ちゃんの伸びが良いのでどんどん差がついてしまい、

ご本人が小さいことを気にしていました。

 

「大きくなりたいから注射頑張る」

現在治療して1年2ヶ月、

118.4cmだった身長は127.4cmまで伸びました

+9.0cm

9歳の身長の伸びの平均は年間5cmですので、

成長ホルモンのおかげでしっかり伸ばすことができています。

 

思春期を迎える前の学童期に注射をすることで

成長ホルモンの効果を引き出せています